「クジラは国を助く」
小泉武夫さんの著書です。
世界全体の人間が一年間に食べる魚の量は約9000万トン。
クジラが一年間に食べる魚の量は全体で3億〜5億トン。
世界中の漁民が増えすぎたクジラの食害に悲鳴を上げ始め、国連食糧農業機関も鯨類の過剰保護に警告を発したそうです。
情報があふれる世の中ですが、偏った情報が広まり浸透してしまうと真実は見えなくなってしまう気がします。
この本に載っていることも情報の一部ととらえ、何が正しいのか判断しなくてはならないと思います。
クジラの増加がマグロの減少に関係しているとも聞いたことがあります。
海の中の食物連鎖のピラミッドが崩れている。
なぜ、こうなったのか考えないといけないですね。